僕の毒親育ち仲間の一人に、
摂食障害を患っている女の子がいます。

嘔吐過食症だと思うのですが、
最初にあったときはガリガリの状態でした。

160cmぐらいで、
おそらく30kg後半ぐらいの
ガリガリの状態でした。

 

彼女の親は、父親が大学教師で、
母親も高校の教師という教師家庭でした。

毒親あるあるだと思いますが、
過干渉タイプの教師家庭だと
とてつもなくコントロールを受けることがあります。

彼女の場合も、
自分がやりたかったことを
すべて両親に否定されて育ってきたそうです。

 

自分が本当にやりたかったことはできず、
両親が「世間体」を気にして
子供にいろいろなことをやらせてきたそうです。

ピアノやそろばん、英会話、水泳など、
「一度も楽しくない」と思いながらも、
親のコントロール下で生きてきたそうです。

習い事はもちろんのこと、
進学先や就職先、友達や交際相手なども
親が制限をかけてきたそうです。

 

彼女自身がやりたかったことはすべて無視され、
親が押し付けたかったことを
すべて押し付けてきたそうです。

どれだけ「嫌だ」と思っていても、
どれだけ「苦しい」と思っていても、
親に反抗することはできなかったそうです。

 

とても厳しい親だったのと同時に、
「親に親切にしなければならない」という
間違った信念を抱えてしまっていたために、
彼女は何年・何十年も我慢する生活を送ってきました。

 

結果的に、
嘔吐過食症などの
摂食障害につながりました。

 

僕は医学の知識はありませんが、
はじめて毒親育ちのグループで会ったとき、
あまりにガリガリで衝撃を受けました。

同じ毒親育ちでも、
人によって環境も違えば
ダメージを受ける場所も違うと気づきました。

 

彼女は、精神科の先生の治療と同時に、
プロカウンセラーの方のカウンセリングによって
徐々に回復してきている段階です。

以前よりも元気はありそうですが、
内面はまだまだボロボロそうでした。

 

残念なことに、
娘がこんなにボロボロになっても
親は「私達に責任はない」と言っているそうです。

「ただ単に、育て方を間違えた」とか
「娘の心が弱いから」みたいに、
ありえないようなことを言っているそうです。

「毒親はいつまでたっても毒親である」
これを、再認識させられる言葉でした。

 

彼女にも、できるだけ早く、
自分のための自由な人生が
訪れると良いなと願っています。