毒親問題の解決法の一つとして、
毒親に手紙を出すというものがあります。

スーザンの「毒になる親」の中にも書かれていますが、
僕は、個人的には手紙は出す必要がないと思っています。

 

毒親は、自分自身の考え・行動は
全て正しいと思いこんでいます。

自分が行ってきた行動・言動は、
すべて間違っていないと思っています。

「自分よりも偉い」と思えるような
権威のある人(医者・弁護士・講演家など)
の言うことは、素直に受け止めることもあります。

 

逆に「自分よりも下の立場の人間」の言うことは、
一切、素直に聞くことはありません。

子供は「親よりも下」だと思っているので、
子供が何を指摘しようが、何を思っていようが、
何も気にしていないのが毒親の特徴だと言えます。

 

もし毒親に対する手紙を
「親への指摘」「改善点の指摘」に
使おう思っている場合には、
手紙は出さないほうが良いと思います。

残念ながら、
どれたけ濃い内容のものを書いても、
毒親には響くことはありません。

ほんの少しの手紙だけで
感情・行動が変わるような人であれば、
とっくに毒親ではなくなっているはずです。

 

逆に毒親としての悪質性、
ストーカー性・犯罪性が増しかねません。

遠方に離れて暮らしていたのに、
手紙を出したことがきっかけで
反逆を受けたという事例もあります。

住所を調べ上げられたり、
ストーカーのように接近してきたりと、
悪質性が急激に増す可能性もあります。

 

毒親は、人の形はしていますが、
人の心は持っていないと考えたほうが良いです。

期待すればするほど、
反応がなかったときの衝撃は大きいです。

ましてや、反逆されたとしたら、
そのショックは計り知れないものです。

 

手紙は、毒親に出すというよりも、
自分の感情を書き出すのに使用すると
感情を整理するのに効果的だと思います。

暴言を書き綴るのも効果的ですし、
暴言を書いた紙を火で燃やすのも
視覚的に効果が高いとも言われています。

ただし、フラッシュバックなど
強い衝撃を受ける可能性もあるので、
精神が整ってから実施したほうが良いですね。